ボランタリーチェーン(VC)とは?

VC本部機能と加盟店の関係

加盟店は本部の管理機能発揮に積極的に協力していく。

これに対し、本部は加盟店から与えられた機能を発揮して、加盟店の繁栄に最善を尽くし、また、戦略投資によって得た利益を加盟店に還元していく。

この相補努力の仕組みと役割が、加盟店と本部の関係です。 これからの小売業界の競争のなかでは、本部と加盟店との相補的な協力関係がなければ、VCの成長は望めません。

では、ここで本部として最も基本になる、4つの管理機能は何かを示しておきましょう。

仕入れの集中管理

加盟店が競争力を確立するためVC組織をつくり、その共同による力を発揮するには、自分たちの組織内に卸機能を取り込んだシステムをつくることが基本です。

規模効率を含むシステム管理での成果を上げるため、また、チェーン全体のマーチャンダイジング情報を本部が的確に把握するため、仕入れを本部で集中管理することが非常に有効であり、必要とされる機能です。

仕入の集中管理

VCチェーン規模効果や効率の追求

VCもチェーン組織であるかぎり、本部は常に加盟店を増やす等のチェーン強化機能を持ち、またそれを推進しなければなりません。

ただ、加盟店もVCの組織単位であり、同志結合の主役であるという立場を認識するなら、自店に返ってくるメリット増加のためにも、加盟店を増やす等のチェーン強化に協力すべきです。

チェーン規模効果や効率の追求

情報の本部集中と加盟店へのフィード・バック

高度情報化の時代においては、情報をより効果的に使う企業が競争では有利な立場に立ちます。

目的を持って的確に収集された情報を有効に活用することにより、情報の質は充実し、正確性や信頼性が増します。 したがって、情報管理も本部の基本的機能です。

VCの場合、直接に消費者の意向をキャッチできるのは、前線の現場でお客と直接にふれ合い販売を担当している加盟店です。

加盟店はいち早く、こうした店舗経営でのナマ情報すなわち素材情報を、本部に集中させることが大きな協力となります。

VC本部は、この素材情報を整理し、分析し、加盟店の立地・店規模・業種・業態などによって、何を、いつ、どこで、何のために、いかに、どんな方法で、その店に使わせたらよいかを洗いだします。

そして、実務に即した形に加工して、指導活動のなかで店にフィードバックすべきです。

情報の本部集中と加盟店へのフィード・バック

本部による加盟店の業績評価

VC本部は各加盟店の業績を常に掌握・評価している必要があります。
業績評価をすることにより、加盟店を戦略的に方向づけるためです。

そして、どのような販売状況でどのような販売業績であるかを分析することにより有効な店舗管理を行うことになります。

加盟店としても、店の業績を正しく、積極的に報告することが重要です。
それにより、本部による戦略の方向付けが明確になり、加盟店の経営指導が間違いなく行われます。

本部による加盟店の業績評価

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